今季は1980年初頭に大きな影響力を持ち始めたポストモダンからインスパイアを受けたコレクションを製作。建築家マリオ・ボッタによる幾何学的でシンプルな形状と、光と重力を操るデザインに惹かれ、今季はスイスを旅したデザイナー尾花大輔。ポストモダン建築、インテリアから見つけた素材使いやデザイン美学は、今季コレクションの中でテキスタイルやシルエットに新たな形で具現化されています。また、2025年に25周年を迎えるN.HOOLYWOOD。ブランド設立当初に立ち返り、ミレニアム初頭のフォルム感やディテールのエッセンスを融合し、シャープな輪郭線を持たせながら心地よい着心地を追求。過去と現在の記憶が交差した新たなコレクションが完成しました。

・襟元のディテールが特徴的なノーカラージャケット。
・表にステッチのない襟元は、テーラードジャケットのラペルを内側に織り込んだときに生まれるディテールを表現。すっきりとした印象の片玉縁仕様のポケットを採用。やや長めの着丈、パッド入りで少し大きめに設定した肩のフォルムと、そこから繋がるややゆったりした袖が特徴的なシルエットを演出。両胸に内ポケット付き。ノーベント、背抜き仕様で軽やかな着心地に。左袖にはN.HOOLYWOOD COMPILEのアイコンであるブラックのブランドネームを配置。
・程よくゆとりのあるストレートシルエット。
ポリエステルでありながら梳毛のトップ糸のようなナチュラルなメランジ感を持つダブルクロス。ストレッチ性があり、ピリングやシワになりにくく、パウダリーな質感と膨らみが特徴。